FIP治療 コタ君闘病生活記録①
1/11にブログで報告したFIP治療を終え経過観察期間に入ったコタ君。元気で里親様の元で暮らしています。お預かり治療していた101日間の闘病記録を書かせていただきます。
2019年7月 民家の庭に突然現れた白茶の男の子 5月生まれ 仮名カプチーノと名付け里親様を募集し、里親様が決まりました。コタ君と名付けられ小柄でとても可愛い男の子に育ち去勢手術も済ませました。

2020年9月末 病院で「肺水腫で開口呼吸 FIPの疑い もう数日の命」と言われ新薬の治療を開始しました。

この時の体重は2.66kg ガリガリで毛並みもぱさぱさです。
FIP治療は注射か投薬を毎日決まった時間に投与します。身体の中のウィルスがいなくなるまで約3か月間治療を続け、毎日の体重測定と2週間に一度の血液検査で健康管理をし投与量を決めます。本日より注射治療を開始します。

呼吸を助けるため小さな酸素室で管理します。動くとはぁはぁと苦しいのでほとんど動かず。

コタ君は自分で食べようとしません。一日数回酸素室から短時間(2分)だしてAD缶、ミルクをむせないよう、少量ずつ強制給仕します。

肺炎治療はドクターの指示でアジスロマイシンを投与 トイレは頑張って自分で行きます。

治療開始5日目 酸素室の中で立ち上がるようになりました。開口呼吸は収まりましたが一生懸命息をしているような鼻の穴の広がりは残っています。体重は増えません。

治療9日目 顔つきがしっかりしてきました。ビニールの酸素室を頭で押し、ファスナー部分を前足で探るようになってきました。外に出たいようですがまだ呼吸が安定しません。

治療11日目 元気になって来たので2段ケージに薄いビニールをラップ状に巻き付けた酸素室に移動します。

治療12日目 自分でチュールをお皿から舐めスープ状のご飯なら食べられるようになりました。「にゃ」と何かを訴えてなくようになりました。食べられるようになり体重が増えてきました。

治療13日目 里親様がお見舞いに来てくださいました。このころになると短期間酸素室から出せるようになりました。肺水腫治療も終わり酸素室からは3週間で離脱しました。

治療17日目 自分で食べれるようになり最初はくたくただった身体も力が出てきました。目に光が出て顔つきも変わってきました。自分で食べるという事は大切なことですね。

猫伝染性腹膜炎(FIP)という病気は原因もわからず突然変異とか言われます。きっと今もFIPで苦しんでいる猫がいると思います。さくらねこ名古屋も何匹この病で見送ったことでしょう。治療方法がなくステロイドに頼る延命治療しかありませんでした。
幸いコタ君は助かりました。治る病気になってきたのは本当に喜ばしいです。闘病日記、後日に続きます。
次回の里親会のお知らせです。名古屋市獣医師会館で午後の部13時から参加させていただきます

コタ君元気です!!ぽちっとお願いにゃ⇒

2019年7月 民家の庭に突然現れた白茶の男の子 5月生まれ 仮名カプチーノと名付け里親様を募集し、里親様が決まりました。コタ君と名付けられ小柄でとても可愛い男の子に育ち去勢手術も済ませました。

2020年9月末 病院で「肺水腫で開口呼吸 FIPの疑い もう数日の命」と言われ新薬の治療を開始しました。

この時の体重は2.66kg ガリガリで毛並みもぱさぱさです。
FIP治療は注射か投薬を毎日決まった時間に投与します。身体の中のウィルスがいなくなるまで約3か月間治療を続け、毎日の体重測定と2週間に一度の血液検査で健康管理をし投与量を決めます。本日より注射治療を開始します。

呼吸を助けるため小さな酸素室で管理します。動くとはぁはぁと苦しいのでほとんど動かず。

コタ君は自分で食べようとしません。一日数回酸素室から短時間(2分)だしてAD缶、ミルクをむせないよう、少量ずつ強制給仕します。

肺炎治療はドクターの指示でアジスロマイシンを投与 トイレは頑張って自分で行きます。

治療開始5日目 酸素室の中で立ち上がるようになりました。開口呼吸は収まりましたが一生懸命息をしているような鼻の穴の広がりは残っています。体重は増えません。

治療9日目 顔つきがしっかりしてきました。ビニールの酸素室を頭で押し、ファスナー部分を前足で探るようになってきました。外に出たいようですがまだ呼吸が安定しません。

治療11日目 元気になって来たので2段ケージに薄いビニールをラップ状に巻き付けた酸素室に移動します。

治療12日目 自分でチュールをお皿から舐めスープ状のご飯なら食べられるようになりました。「にゃ」と何かを訴えてなくようになりました。食べられるようになり体重が増えてきました。

治療13日目 里親様がお見舞いに来てくださいました。このころになると短期間酸素室から出せるようになりました。肺水腫治療も終わり酸素室からは3週間で離脱しました。

治療17日目 自分で食べれるようになり最初はくたくただった身体も力が出てきました。目に光が出て顔つきも変わってきました。自分で食べるという事は大切なことですね。

猫伝染性腹膜炎(FIP)という病気は原因もわからず突然変異とか言われます。きっと今もFIPで苦しんでいる猫がいると思います。さくらねこ名古屋も何匹この病で見送ったことでしょう。治療方法がなくステロイドに頼る延命治療しかありませんでした。
幸いコタ君は助かりました。治る病気になってきたのは本当に喜ばしいです。闘病日記、後日に続きます。
次回の里親会のお知らせです。名古屋市獣医師会館で午後の部13時から参加させていただきます

コタ君元気です!!ぽちっとお願いにゃ⇒

